子どもの運動神経を伸ばしたい、でもどんな習い事がいいか迷っている方に向けて、元スポーツコーチの私がおすすめの習い事を6つご紹介します。
子どもの頃、特に低年齢のうちは、遊びが大切。遊びを通して、からだをたくさん動かして、いろいろな動きを経験するのが重要です。公園やおうち遊びなどで、一緒に体を動かして遊ぶだけで十分運動神経を伸ばすことはできます。
でも、からだを動かす習慣がない、忙しくて親が一緒に運動できない、プロに教えてほしいなど家庭によって習い事をしたい理由がいろいろあると思います。
習い事も、いろいろな体の動きを習得する1つの手段として、運動神経を伸ばすのに役立ちます。
運動系の習い事は、運動面以外にも、礼儀や協調性などが身につくメリットもあります!
運動系の習い事をさせてみたい!でもなにがいいの?とお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
子どもの運動神経を良くする習い事6選
子どもの運動神経を伸ばす習い事のうち、幼児~できるおすすめのものはこちらです。
順番にご紹介していきますね。
スイミングスクール
ベビースイミング
ベビースイミングは生後6か月くらい~のスクールが多いです。
生後半年くらいになると首がしっかりすわり、からだのつくりもがっしりしてきます。
スクールによっては4か月頃~、8か月頃~だったりと違ってきますので、気になるスクールがあれば公式サイトで確認してください。
ベビースイミングは、親子のスキンシップの時間になったり、運動機能や筋力の発達に繋がったりするメリットがあります。
「風邪をひきにくくなった」「体力がついた」「良く寝てくれるようになった」などベビースイミングをやっていて良かったという口コミがあります。
スイミングスクール
スイミングスクールは、だいたい3歳頃~やっているところが多いです。おむつがとれているなど条件があることがあります。水遊び用おむつ着用でOKのところもあるようなので、気になるスクールがあれば公式サイトより確認してください。
長女も4歳~行きはじめました。やり始めて良かったです!
からだを動かす遊びは公園や家でもいろいろできますが、水の中だとまた違った筋肉を使うことも多く、運動能力も上がっているなと感じます。
なかなかプールなどに行って遊ぶという機会も少ないので、週1回スクールに通うことで毎週、水の中で運動できるのが良かったです。
体操教室
体操教室は大体年少さん、年中さんクラスからやっているところが多いです。
親子一緒にやる体操教室は1,2歳頃から開講しているところもあります。
体操教室は、主にマット、跳び箱、鉄棒、など器具を使って行います。低年齢のうちは、器具を使わずに、からだ遊びをしながら徐々に器具を使っての運動にシフトしていきます。
体操は全身運動なので、バランスよく運動能力を伸ばすことができます。
小学校に入るとマット、跳び箱、鉄棒、などを体育で行います。スムーズにできるようになると、小学校の体育の時に苦手意識を持つことなく、運動が得意だと実感でき、その後いろいろな運動にチャレンジしやすくなります。
体操教室は大手のフィットネスクラブから個人の教室まであります。
穴場は地域の児童館やスポーツセンターなどでやっている幼児向けの体操教室です!
お住まいの地域にもよりますが、私の近くの児童館では、3歳児から体操あそび教室が開かれており(しかも無料)とても楽しかったです。
スポーツセンターなどでも幼児や子ども向けにスイミング教室や体操教室を実施している場合があります。値段が安いので、抽選になり当たらないこともありますが、もし近くでやっているようなら、申し込むのもおすすめです。
総合運動教室
総合運動教室は、年間を通して色々なスポーツをするのが特徴のスポーツ教室です。
総合運動型教室で有名なのはビーマスポーツです。1年を通して、体操、縄跳び、テニス、野球、サッカー・・・と7種類ものスポーツをすることができます。
運動神経を伸ばすためにはいろいろなスポーツをして、体の動かし方を習得するのが大事。
ビーマスポーツは様々なスポーツを体験できるので、運動神経を伸ばしたい方にピッタリです!どのスポーツが子どもに向いているのか探したい方にもおすすめです。
やっていく中で、気に入ったスポーツ、もっとうまくなりたいスポーツが見つかれば、サッカー、体操、テニスなどのスポーツクラブに通うのもOK
ビーマスポーツ体験に行きましたが、とても楽しかったです!コーチの数が多いのでマンツーマンに近い指導が受けられました!
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特定競技のスクール
サッカー、野球、バスケットボール、ダンスなどの1つの競技に絞ったスクールも年少、年中さんくらいからやっているところもあります。
実際に私もサッカーやバスケットボールを教えていたことがありますが、親がその競技をやっていた、もしくは兄弟がやっているというお子さんが多かったです。
低年齢のうちは、技術よりも「楽しい!」という気持ちを育てることに重きを置いています。
ボール競技ならボールと仲良くなることから始め、徐々にできることを増やしていきます。
特定競技のスクールは、礼儀やマナー、お友達やコーチとのコミュニケーションなどを特に大切にしているところが多いです。
運動面以外で、礼儀やコミュニケーション能力などが身につくのはメリットです!
自分が教えておきながら言うのもなんですが、いろいろ遊びながらスポーツをしてみる中で、子どもが「このスポーツをやりたい!」と言い出した時に、入るのでも遅くないかなと思います。
オンライン型スポーツ教室
教室に通わなくても、オンラインでスポーツ指導が受けられるものもあります。
おうちでプロの運動指導が受けられる「へやすぽアシスト」は、発達が気になるお子さんに向けた、オンライン型のマンツーマン運動療養。コーチは理学療法士専門の国家資格を持っているので専門的な指導を受けることができます。
対象年齢は3歳~。運動が少し苦手、困りごとがある、そんなお子さんも発達段階や特性に応じて、1人ひとりに合わせた指導してくれます。コーチは担当制なので、慣れるのに時間がかかるお子さんも安心です。
無料体験レッスンを行っているので、気になる方はのぞいてみてください。
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体育の家庭教師
家庭教師と聞くと、勉強のイメージが強いですが、運動をマンツーマンで教えてくれる家庭教師もあります。
体育スポーツの家庭教師ファーストは、自転車に乗れるようになりたい、なわとびがとべるようになりたい、泳げるようになりたい、など要望に合わせた指導をしてくれます。また、小学校受験対策として、利用される方もおられます。
場所は近所の公園や体育館など指定ができるので、無理なく通うことができます。
子どもの状況や希望に合わせて、1人ひとり専用のメニューを組んでくれます。1対1で指導が受けられるので、上手くなるのが早い!短期間で身に着けたい運動がある方におすすめです。
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運動神経を良くする習い事の選び方
『子どもの脳を育てる運動あそび』(柳澤弘樹著)の本に、「習い事の選び方のコツ」がありました。
要約すると、選ぶポイントは3つあります。
私個人の見解も含めて、解説していきます。
身に着けたいことはどんなことか考える
習い事をはじめる時には、子どもがやりたいと言ってくる場合と親が子どもにやらせてみようかなと考える場合の2パターンあります。
低年齢のうちは、親がやらせてみようかなと考える場合が多いと思います。「なんのためにやるのか」をしっかり考えましょう。
例えば「泳げるようにしたい」「体力をつけてほしい」「運動神経がよくなってほしい」など色々あると思います。
目的に合わせた教室を選んだら、まずは体験に行くことをおすすめします。
体験に行くと、雰囲気や活動内容、コーチの人柄などが分かります。お子さんに合うかどうか、楽しく通えるかが重要なので、できる限り体験には、行ってみるようにしましょう。
辞める選択肢も用意しておく
「一度始めたことはやめないで続ける」ことが美徳とされていますが、辞めるという選択も時には重要です。
子どもが行きたがらない、楽しくなさそうなど、合わない場合もあると思います。そんな時は「やめる」のもOK。
諦め癖がつくなどという方もおられるかもしれませんが、合わなければ次、また気になることができたらチャレンジするという力も時には必要です。
習い事に時間をとられ過ぎない
習い事によって時間をとられ過ぎないよう注意しましょう。
子どもにとって何より重要な遊びの時間がしっかり確保できているか、家族団らんの時間があるか、体力的精神的に余裕がもてるかどうか考えましょう。
習い事は、送迎や付き添いなど、親側の負担もかかってきます。
よく考え、目的をもって習い事を決めましょう。
子どもの運動神経を良くする習い事【まとめ】
子どもの運動神経を良くする習い事一覧はこちらです。
子ども運動神経を良くするために必ずしも習い事が必要かといわれると、そんなことはありません。習い事は、いろいろな体の動きを習得する1つの手段。やるもやらないも自由です。
習い事やらせてみようかなと考えておられる方に、参考になれば嬉しいです。
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