【元スポーツ指導員】運動神経を伸ばすおもちゃ|1,2歳頃からおすすめ

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アンパンマンジャングルジムとトランポリン

子どもには運動神経が良くなって欲しいと思っている方が多いですよね。でも、運動神経は遺伝で決まっているから、しょうがないと思っている方もおられるかもしれません。

運動神経は遺伝による影響よりも、幼児期にどれだけ体を動かして遊んだ経験があるかによって変わってきます

公園で体を動かして遊ぶのが1番!でも、毎日公園は大変だし、天候や、親や兄弟の体調によっては、連れていけない日もありますよね。かといって、体操教室やスポーツ教室に小さいうちから通うのも難しい方も多いと思います。

おうちの中で体を動かして遊ぶおもちゃがあれば、外に出られない日でも、遊びながら運動ができますよ。

私は大学時代に4年間、幼児クラスと小学校低学年クラスのスポーツ指導員をしておりました

まる

スポーツ指導の経験から、自分の子どもにも運動神経が良くなって欲しいと思い、色んな体を動かすおもちゃを試しました。

実際に試してみて本当に良かったものを厳選して、1、2歳頃~おすすめの運動神経を伸ばすおもちゃをご紹介します。

この記事で分かること
  • 運動神経の伸ばし方
  • 運動神経を伸ばすおもちゃと身につく運動能力

運動神経が良くなるおもちゃは以下7つです。

目次

運動神経を伸ばす方法は?

まる

少し、小難しい話をします。
興味がない方、早くおすすめのおもちゃを知りたい方は、次の章「運動神経を伸ばすおもちゃ」まで飛んでくださいね。

運動神経とは、脳からの指令を速く正確に体で表現する神経伝達です。

例えば、「投げる」という動きをするためには、

脳から指令が出る→神経細胞を介して→脊髄、末梢神経、筋肉へと信号を伝えていきます。

この回路が運動神経と呼ばれるものです。この物を「投げる」という行為の回路は、「投げる」経験を重ねることで作られていきます。

スキャモンの発達曲線という有名な神経の発達度合いのグラフがあります。

スキャモンの発達曲線グラフ
出典:国立スポーツ科学センター

神経系の発達は5歳ごろまでに約80%、12歳までにほぼ100%となります(12歳以降全く伸びないわけではありません)

ゴールデンエイジという、一生に一度だけ訪れる「運動神経が伸びる黄金期」があり、大体6歳頃~12歳頃に訪れると言われています。

ゴールデンエイジの前にプレゴールデンエイジという「神経系の発達が著しく伸びる時期」が大体3歳~6歳に訪れます。プレゴールデンエイジの時期にいかに運動経験をするかによって、ゴールデンエイジの運動神経の伸び具合に差が出てきます。

でも、プレゴールデンエイジの3歳頃になったから、いきなり運動しようと思ってもなかなかうまくいきません。1、2歳~体を動かすことは楽しいことという経験があれば、3歳頃~のプレゴールデンエイジにもスムーズに運動ができます

まる

小さいうちから遊びを通して、「体を動かすことが楽しい」と知ることができれば大成功!!

文部科学省の幼児期運動指針の中に「幼児期にみにつけておきたい36の動き」があります。幼児期に多くの動きを経験し、脳の神経の伝達回路をたくさん作ってあげることで、将来色々な運動にチャレンジできるようになります。大きく3つの動きに分けることができます。

  • 体のバランスをとる動き
  • 体を移動する動き
  • 用具を操作する動き・力試しの動き

体のバランスをとる動き9つ

「平衡系動作」という、姿勢を変えたり、バランスを保ったりする動き

平衡系動作9つのイラスト
ボーネルンド キドキド 公式サイトより引用

体を移動する動き9つ

「移動系動作」という、上下・水平方向に移動したり、回転したりする動き

移動系動作の動き9つのイラスト
ボーネルンド キドキド 公式サイトより引用

用具を操作する動き・力試しの動き18こ

「操作系動作」という、道具を扱ったり、人と一緒にする動き

操作系動作18個のイラスト
ボーネルンド キドキド 公式サイトより引用

幼児期にたくさん運動をして、運動能力を伸ばしたい!サッカー選手になってほしいから、サッカーばかり練習する!というのは注意が必要です。

幼児の場合は、自発的に様々な遊びを体験し、多様な動きが獲得できるように
することが大切です。ですから、幼児期において動きを身に付けていくにあたっては、
トレーニングのように特定の動きばかりを繰り返したり、運動の頻度や強度が高過ぎ、
特定の部位にストレスが加わるけがにつながったりしないよう注意が必要です。遊びが
楽しく、自ら様々な遊びを求めるようになれば、遊びもさらに広がり、一層、多様に動
きを獲得できるようになります


引用:文部科学省 幼児期運動指針ガイドブック
まる

簡単にまとめると、いろんな動きを楽しく遊びながらやろう!ということです。

体を動かすには公園がおすすめです。様々な遊具があり、色々な体の動きを遊びながらすることができます。

でも、毎日公園に行くのは大変。いけない日もありますよね。

運動経験を積むために一番いい方法は、身近に体を動かせる環境があること。いつでも気軽に体を動かせます。

まる

元スポーツ指導員が、実際に持っているもの、遊んだことがあるもの中から、厳選して運動神経を伸ばすおもちゃをご紹介しますね。

運動神経を伸ばすおもちゃ7選【室内編】

室内で遊べる運動神経をのばすおもちゃを7つご紹介します。

室内ジャングルジム

アンパンマンブランコパーク
商品名アンパンマンブランコパークDX
何歳から遊べる?1歳頃~
特徴これ一台でジャングルジム、すべり台、ブランコ、鉄棒が楽しめる
身につく力のぼる、くぐる、すべる、まわる、ささえる、ぶらさがる、

1番のおすすめは室内ジャングルジムです。室内ジャングルジムは、体全体を動かして遊ぶので、バランスよく運動神経を伸ばすことができますよ。

ジャングルジムに上ったり下りたりすることで、「体を移動する動き」が身に付き、体の動かし方が分かるようになります。すべり台をすべったり、のぼったりすることで、「体のバランスをとる動き」が身に付き、バランス感覚や体幹を鍛えることもできます。

まる

アンパンマンブランコパークDXは、ブランコは付属の専用道具で取り外して、鉄棒に変えることができます!

文部科学省の「幼児運動指針」の中で、鉄棒は全身運動を経験できる重要な遊びと位置付けられています。子どもは鉄棒を通して、ぶら下がる、立つ、回るなどの「体のバランスをとる動き」や跳ぶ、登る、下りるなどの「体を移動する動き」を遊びながら身に着けることができます。

家という長い時間いる環境に、ジャングルジムがあることで、身体を動かす機会が増えます。小さいうちから、家のジャングルジムで遊んでいると、自然に体の動かし方が身についているので、公園のすべり台やブランコ、ジャングルジムでも恐怖心がなく、遊ぶことができます。全身バランスよく運動神経を伸ばすことができる最高の体を動かすおもちゃですよ。

置き場所がいるのが難点ですが、運動神経を伸ばしたいお子さんにぜひおすすめです。

トランポリン

アンパンマントランポリン
商品名アンパンマン ぴょんぴょんジャンプ
何歳から?2歳頃~
特徴小さい子ども安心して遊べる設計
身につく力垂直にとぶ、水平にとぶ、たつ

トランポリンダイエットというダイエット方法があるように、トランポリンは運動量がすごい運動器具です。

トランポリンをすることで、まず体力がつきます

また、トランポリンは体幹やバランス感覚といった運動能力の基礎になる部分を身に着けることができます。

垂直に跳んだり、水平に跳んだりすることで「体を移動する動き」を、不安定なマットの上に立ったり、バランスを崩した後に起きたりすることで「バランスをとる動き」が自然とできるようになります。

ジャングルジムよりは、置き場所も取らないので、手軽に運動神経を伸ばしたい方におすすめです。

公園に行けない日の体力発散グッズとしても役立ちますよ。

ロッキングストライダー

ロッキングストライダー
商品名ロッキングストライダー
何歳から?つかまり立ち頃~
特徴台を外すとストライダーになる
身につく力のる、ける、立つ

ロッキングストライダーは、ストライダー+ロッキングベース(台)がセットになった、木馬のようにゆらゆら揺らして遊ぶ乗り物です。1歳半頃以降は、台を外してストライダーとして遊べるので、低年齢から長く遊べます。

ロッキングストライダーは、揺れる不安定な状態で姿勢を保持しながら乗るので「体のバランスをとる動き」が身に付きます。また、ストライダーとして乗る際は、乗り物に乗ってコントロールする力「用具を操作する動き」も身に着けることができます。

まる

ストライダーに乗っていると自転車に乗れるようになるのが、すごく早いです!

長く遊べる乗り物系のおもちゃをお探しの方におすすめです。

室内バイク

木の四輪バイク
商品名木の四輪バイク
何歳から1歳頃~
特徴安定感がある
身につく力のる、ける

室内で使える三輪車型の乗り物もあります。三輪車のような形ですが、タイヤは四輪なので安定感があります。ペダルはなく、足で蹴って遊ぶので、1人でしっかり歩けるようになる頃から遊べます。

室内バイクは、乗るという「体のバランスをとる動き」の他、「用具を操作する動き」乗り物をコントロールする力、また足で蹴って動かすので、足の筋力もつきます。

三輪車型とストライダーどちらがいいか、迷う方も多いと思います。両方で遊んで育った我が家の姉妹の経験から、

  • バランス感覚や体幹を鍛えたい、自転車に早く乗れるようになりたい方→ストライダー
  • 脚力や体力をつけたい→三輪車型

がおすすめです。

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バランスストーン

バランスストーン
商品名バランスストーン
何歳から2歳頃~
特徴大小あるのでレベルを変えられる
身につく力水平にとぶ、たつ、歩く

バランスストーンは、色んな大きさのストーンの上に乗ったり、歩いたり、飛び乗ったりして遊びます。川や池などにある飛び石を跳ぶような感覚で遊ぶことが出きます。ストーンは大きさや高さが違うので、レベルに合わせて、長く楽しめます。

バランスストーンは、不安定なストーンの上で立つ「体のバランスをとる動き」やストーン間を歩いたり跳んだりしながら、移動する「体を移動する動き」も身に付きます。

平衡感覚や体幹、集中力をつけることができます。自分でストーンを動かし、ルートを作れるので、想像力や創作力をつけることもできますよ。

全部重ねて収納できるので、コンパクトです。室内遊具で家のスペースを取りたくない方にもおすすめです。

平均台

商品名バランス平均台
何歳から1歳頃~
特徴レイアウトを変えられる
身につく力たつ、あるく、

平均台は、不安定な足場を歩くので「体のバランスをとる動き」「体を移動する動き」などが身に付きます。体幹や平衡感覚を育てるだけでなく、集中力も身に付きます。

RiZKiZ(リズキズ)の平均台は、歩く部分が凸凹しているので、足の裏の刺激にもなります。また、自分でレイアウトを考えることができるので、想像力も身に付きますよ。

バラバラになるので、コンパクトに収納できます。

バランスストーンは1歳代では少し難しいですが、平均台は大人の補助や見守りがあれば1歳代でも十分楽しめます。

まる

幼児期~小学校低学年、どのクラスにも平均台は取り入れていました!

低年齢から体幹、バランス感覚、集中力を鍛えたい方におすすめです。

ボール・フリスビー

女の子がフリスビーを持っている
商品名ソフトソーサー
しわくちゃボール
何歳から1歳頃~
特徴柔らかく当たっても痛くない
身につく力なげる、つかむ、ける、とる

ボールをつかんだり、投げたりすることは、今後のボール遊びの基礎になります。「用具を操作する動き」を身に着けるのに最適です。ボール運動は苦手意識がある方もおられると思いますが、小さい時からボールに親しんで遊ぶことで、苦手意識を持つことを少なくできます

ボールは当たって痛い=怖いに繋がることが多いです。まずは柔らかい素材の物を選ぶといいです。

ボーネルンドのボールやフリスビーはとても柔らかいので、当たっても痛くありません。フリスビーは柔らかいながらも良く跳ぶので、我が家の姉妹もお気に入り。初めての投げる遊びにおすすめです。

運動神経を伸ばすおもちゃでたくさん遊ぼう!

運動神経を伸ばすおもちゃは以下です。

考え中

どれがいいかな?
体を動かす系のおもちゃは場所をとるから、買うのを迷うな~

室内遊具は、普通のおもちゃに比べて、大きいし、価格もお高めなので、購入するのを迷う方もおられると思います。

そんな方におすすめなのがレンタルしてみることです。

サークルトイズは、室内遊具を扱っている数少ないおもちゃのサブスクです。

月3980円~利用できます。ここで紹介した室内遊具もたくさん扱っています。

ジャングルジム、トランポリン、バランスストーン、平均台などの室内遊具以外にも、知育玩具やキャラクター玩具などたくさんのおもちゃがあります。おもちゃの交換は何度でもできるので、いろんなおもちゃを試してみることができますよ。

興味がある方はどんなおもちゃがあるか、のぞいてみてください。

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