
0歳代~2歳代頃の赤ちゃんがダイニングテーブルやローテーブルに登る。注意しても聞かないし、危なっかしくて目を離せない。
私も、長女が1歳前の時、家の中の色んな場所に登ることに悩んでいました。
家事をしているちょっと目を離した瞬間に、食卓テーブルに登っていたり、絵本棚に登って絵本を全部床に落としていたり。テレビを置いている低い台にも登り、テレビが落ちかけたことも。



いつか落ちて怪我をするのではないかとヒヤヒヤでした(汗)
いい解決法はないか、色々と調べて実際に試してみて、解決しましたのでご紹介します。
赤ちゃんが家具に登ってお困りの方、ぜひご覧ください。
赤ちゃんがダイニングテーブルやローテーブルにのぼる時の対策6選


赤ちゃんが家具にのぼって困る時に試した対策を6つご紹介します。
足場をなくす
ダイニングテーブルなど高さがある物に登る場合は、椅子を倒したり、動かないよう固定して、足場をなくすという方法があります。


ダイニングテーブルの椅子は結構重いので、小さい子が一人で起こすのは難しいです。ただ、倒している椅子に登ろうとすることがあるのでご注意ください(←長女経験済み)
またテーブルと椅子をくっつけて動かないようにする方法もあります。


100均で売っている縄跳びを2本用意し、くくって、テーブルと椅子の周りを一周きつめに結びます。縄跳び1本では回らなかったので2本でしました。
子どもが椅子を引っ張ると少し動きますが、またゴムの力で戻っていくので、椅子を取り出すことはなかなかできません。
くくる方法で、少しの間、長女はテーブルに登らなくなりました。
がしかし!
長女はそのうち、おもちゃ箱をひっくり返して足場にして登ろうとしていました。恐るべし。
周りに人工芝をひく
長女はダイニングテーブルだけでなく、テレビを置いているローテーブルにも登りたがりました。
ある日公園に行くと、芝生のチクチクをすごく嫌がりました。これは使えるかなと思い、100均で売っている人工芝のシートをテレビが置いているローテーブルの周りに敷きました。


はじめのうちはすごく効果がありました。近寄ろうとするけれど、芝のチクチクが足に触れると、それ以上は近づきませんでした。
芝生が苦手な子にはおすすめです。
ただ、緑の芝がとれてそこらへんに散らばるので、掃除の手間がかかりました。その後、1週間ほどで芝生を克服し、突破されてしまいました。残念。
ベビーサークルを用意する
ベビーサークルを用意するという方法もあります。
ベビーサークルの使い方は主に2つ。
- 登ってほしくない家具の周りを囲む方法
- 赤ちゃんが安全に遊べる場所を囲って用意する方法
ベビーサークルは色々種類があります。家庭の事情や子どもの性格に合わせて、選ぶのがおすすめです。


降り方を教える


低いものにのぼっている場合は、降り方を教えるのも効果的です。
長女が1番初めに登りはじめたのは、ソファーでした。ソファーはそんなに高さがある物ではなかったので、後ろ向きで降りるということを何度も繰り返して教えました。
はじめは前から降りてましたが、何度か痛い思いをするうちに、ソファーは後ろ向きで降りるようになりました。
落ちてもいいようにマットをひく
最終手段は落ちても怪我しにくいようにする方法です。ジョイントマットやプレイマットをひくことで、少し安心できます。
ジョイントマットは正方形のマットをパズルのようにはめて使うマット。分厚さは大体1㎝位のものが多いです。
デメリットは掃除がしにくいことですが、はめかたによって、形が自由に変えられるので、使いやすいです。


一方プレイマットは、分厚さが2~3㎝位のものが多いです。ジョイントマットに比べて、厚みがあるので、落ちても安心です。室内遊具を置くのにも便利です。


のぼれるものを用意する
長女がテーブルや家具に登らなくなった1番有効だったのは、登れるものを用意する方法でした。
そもそもなぜ赤ちゃんはテーブルなどに登りたがるのか、それは本能のようです。詳しくは次章をご覧ください。
長女は、机、絵本棚、椅子、テレビ台、いろんな家具にのぼっていました。のぼりたくてしょうがない時期だったようです。
そこで布団で山を作ってのぼれるスペースを作りました。すると喜んでのぼるのぼる。


ただ、布団はすぐにぺしゃっとなってしまうので、登れるものを用意しようということで、思い切って室内ジャングルジムを購入しました。
室内ジャングルジムを置くようになってからは、家具にはほぼのぼらなくなりました。



でも、室内ジャングルジムって、ハードル高い!
場所とるし、邪魔になりそう。



私も購入するまですごく迷いましたが、買ってよかったです。
4歳を過ぎた今でも毎日遊んでいます。
我が家は1歳3か月の時に、アンパンマンブランコパークDXという室内ジャングルジムを購入しました。


対象年齢は2歳~となっていますが、1歳代から自己責任で楽しんでいました。テーブルや家具にのぼるよりも、よっぽど安心。小さいうちはできるだけ目を離さないように注意しながら遊ばせていました。下にマットをひいて使っています。



せまい賃貸の家なので、リビングのかなりのスペースをジャングルジムが占めています。それでも、子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を見ると、購入してよかったなと思います。




場所をとるのが難点ですが、置くスペースが確保できそうなら、室内ジャングルジムはとてもおすすめ。キャラクターものでなく、落ち着いたカラーの物もあります。


小さいものなら、たたみ1畳あれば置くことができます。使わない時や掃除の時、来客時は簡単に折りたたむことが可能。折りたたむと、さらにコンパクトになります。小さいながらも、すべり台だけでなくジャングルジムもついているので、のぼりたい盛りの赤ちゃんもたくさん遊べます。


のぼりたい時期の子どもには、思う存分体を動かして、遊んでほしいとお考えの方に、室内ジャングルジムはおすすめです。





でも、買うとなると色々迷うな~
本当にうちの子は遊ぶかな?遊ばなかったら、ただ大きな荷物が増えただけになってしまう。それは避けたい!



大型遊具を購入するとなると、色々心配もありますよね。そんな方には、レンタルで試してみるという方法もあります。


おすすめはサークルトイズ
月3980円~利用できます。プランによっては月に何回でも無料で交換可能。



レンタルなら、登りたい欲が収まれば返却すると、場所も取らず、処分にも困らないので便利です!


なぜ赤ちゃんはダイニングテーブルやローテーブルに登りたがるのか?
そもそもなぜ、いろんなものに登りたがるのか。
調べると、赤ちゃんの本能からくるものでした。
全国展開している0歳~3歳向け親子教室「ベビーパーク」の公式YouTube「べビパちゃんねる」の中で「子どもはなぜ高いところに登るのか?実は○○が原因?!」(2021年3月16日投稿)という動画がありました。
ベビーパークの講師が解説しており、とても参考になりましたのでご紹介します。



「バランス感覚」や「のぼる動作」をする時に必要な筋力が大きく伸びる発達段階の時期に、高いところへ登る行動が頻繁に発現すると言われています。
動画では
- このような本能的に発現する遊びは、抑制・抑圧せず、早い時期に満たしてあげましょう
- 本能からくる欲求を”叱る”という恐怖のモチベーションで抑え込むと、必ずどこかで爆発します
と解説されていました。
そうは言っても、テーブルや家具にのぼるのは危ないし、叱らざるを得ませんよね。
講師の先生は、「周囲に迷惑をかけない登っても良い場所、例えば公園などで、ひたすらよじ登る遊びに付き合ってあげて」としながらも、理想は「家の中でも安全にのぼれる場所を用意してあげること」とアドバイスされていました。



室内用ジャングルジムがあれば、子どもからすると、かなり魅力的らしくテーブルの代わりにいつでも遊んでくれるようになります。
早めに征服させ、十分に満足させ、早い時期に他の物には登らなくなるように仕向けるのが1番です。(YouTube原文まま引用)
私は、このYouTubeの動画を、長女の色んな所に登る問題が解決してから見たのですが、とても納得しました。
なぜなら、室内ジャングルジムをリビングに置くようになってから、家具にはのぼらなくなったからです。
2歳差の次女は、生まれた時から室内ジャングルジムがあるからか、本人の性格なのか、テーブルなどの家具には登りませんでした。試してみる価値はあるかもしれません。
赤ちゃんがダイニングテーブルやローテーブルにのぼる時の対応方法
先ほどご紹介したベビーパークの公式YouTube「子どもはなぜ高いところに登るのか?実は○○が原因?!」の中で、赤ちゃんがテーブルやのぼる時の対応法も解説しておられました。



されて困ることをしたときには、一貫して表情に出さず、その行動を止めてしましょう。
「何度テーブルに登っても、反応を示さないで」とアドバイスされていました。
テーブルにのぼるとお母さんが慌てる反応がとても楽しいからのぼるという子も多いようです。反応をしないことが赤ちゃんにとって1番つまらないこと。なので、反応せず、淡々と対応しましょうとのことでした。



テーブルはのぼらない、公園の遊具や安全にのぼれるスペース(ジャングルジムなど)はのぼっていいということを教えてあげてください。
赤ちゃんがダイニングテーブルやローテーブルにのぼる時の対策のまとめ
まとめると、赤ちゃんが家具にのぼる時の対策は6つです。
いろんな場所にのぼりたい時期、親の方も目が離せずつらいですよね。毎日本当にお疲れ様です。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。






レンタルなら、登りたい欲が収まれば返却すると、場所も取らず、処分にも困らないので便利ですよ。


子どもが良くないことをしたときの声掛け方法に悩んでいる方はこちらの記事もおすすめです。子どもとの関わり方や声替え方法の本もたくさんあります。

