先日1歳になった次女。ファーストシューズを嫌がって履きませんでした。履かせようとすると大泣き。そのうち靴を見るだけで、泣くようになってしまいました。
友人に教えてもらった靴下と靴が一体化したアティパスと呼ばれる靴を買おうかなと思ってたところ、おもちゃ屋さんで履かせてみると履くようになりました。靴を嫌がる原因4つと対策を7つご紹介します。
- ファーストシューズを嫌がって履かない
- 靴を履かせようとすると大泣きする
- 靴を見るだけで泣くようになってしまった
- 靴を履いていたのに、突然嫌がるようになった
- 同じくらいの年頃の子が靴を履いて歩いているのをみると焦る
ファーストシューズを履くようになる方法
ファーストシューズを嫌がる子は、案外多いです。靴を嫌がる子が履くようになる方法を、実際に試したものも含め、7つご紹介します。
おもちゃ屋さんで履かせる
次女は、おもちゃ屋さん(ベビーザらス)で靴を履かせてみたところ、履くようになりました。
え?どういうこと?と思いますよね。詳しくご説明します。
ベビーザらスに家族で買い物に行った際、アンパンマンが大好きな次女はアンパンマンのおもちゃを見つけるなり、ベビーカーから降りたがりました。
そこで「靴を履いたら遊べるよ」と言いながら履かせてみました。
触りたくて手を伸ばしていたおもちゃから3歩位離れたところで、靴をはいたままおろしたところ、一瞬泣きそうな顔をしましたが、その後そのまま歩きだしておもちゃのところに行きました。
ほんの数歩ですが、これには私も驚き!
おもちゃで遊びたい>靴が嫌。おもちゃの魅惑には勝てなかったようです。
たまたまその時だけ履いたのかなと思ったのですが、その後何回か試してみてもおもちゃ屋さんだと靴を嫌がらず履くことが判明。それからしばらく近くのおもちゃ屋さんに通いました。すると、だんだんおもちゃ屋さんでなくても、靴を履くようになってきました。
おもちゃ屋で履くようになる前、公園でベビーカーから降りたがった時に、同じように「靴を履いたら遊べるよ」と言って何回か履かせてみましたが、大泣きしてダメでした。タイミングもあったのかもしれませんがおもちゃ屋さんでは成功。
靴嫌いの子が履くようになるコツは、その子の興味関心が強い場所で靴を履かせてみること。乗り物が好きな子はプラレールがあるところや鉄道博物館など、本が好きな子は本屋さん、アンパンマンが好きな子はアンパンマンのおもちゃがあるところなど。子どもがすごく好きなものがあるところでやってみることをおすすめします。
靴をおもちゃとして遊ばせる
靴をおもちゃとして遊べるように、家の中のよく遊ぶおもちゃ箱の中にいれておくという方法もあります。
次女もおもちゃ屋さんで履くようになる前に試してみました。
家の中でも靴を履かせると大泣きしますが、靴自体には興味があるようでした。靴におもちゃを詰めたり、室内用ベビーカーに載せて運んでみたり。色んなことをして遊んでいました。
しばらくして靴に慣れたころ、家の中で再度履かせてみました。前まで靴を見ると泣いていたのが、足を入れるところまでは泣かずにできました。残念ながら、靴のマジックテープをとめると泣いて嫌がりました。惜しい!
靴の嫌悪感は少しマシになったようです。
アティパスを試してみる
アティパスという靴下と靴が一体化したシューズがあります。靴を履かない子でも、これなら履くという子も多いようです。
次女も、買おうか悩み、実際試着にも行きました。アティパスを履かせたところ、嫌がることなくすんなりと履き、お店の中を歩き始めました。
その頃の次女は、おもちゃとしては靴で遊ぶけれど、履かせると嫌がるという感じでした。お店で試着し、アティパスなら履いてくれると分かったので、楽天のポイントアップデーに買おうとその場で楽天市場の買い物カゴに入れました。(結果、翌日行ったおもちゃ屋さんで靴を履いてくれたので、買わずに済んだのはラッキーでした)
アティパスは、ファーストシューズを嫌がる子には、試してみる価値があると思います。絵柄がかわいいものがたくさんあるので、選ぶのも楽しいです。
軽いファーストシューズを試してみる
スポーツブランドが出しているファーストシューズは、硬めのしっかりした靴が多いです。長女のファーストシューズはアシックス、次女のファーストシューズは、ニューバランスにしたのですが、どちらも足首まであるハイカット型でかっちりしています。
靴を嫌がる子の中には、柔らかい靴なら履く子もいるようです。
Anyo(アンヨ)という靴は、ファーストシューズを嫌がる子でも、柔らかく履いてくれたという体験談もありました。
子ども服のキムラタンの公式オンラインショップに愛情設計 【日本製】 ファーストシューズ というAnyo(アンヨ)とコラボ商品がありました。
好きなキャラクターの靴を選ぶ
靴屋さんにいくと、いろんなキャラクターのかわいい靴が売っています。靴を嫌がる子の中には好きなキャラクターなら履く子もいるようです。子どもと一緒に好きなキャラクターの靴を選ぶと喜んで履いてくれるかもしれません。
外に行くとき履かせる習慣をつける
外に行くときは、靴を履く習慣をつけるという方法もありました。いきなり靴を履いて歩かせるというものではなく、ベビーカーに乗ったり、抱っこしたりするときにも靴は履かせてお出かけします。
外に行く=靴を履くと赤ちゃんに教えます。ただこれ、靴嫌いの次女には全く通用せず。泣いて嫌がっていました。
嫌がらず履くようになるまで待つ
最後の手段はあきらめて、子どもが履くようになるのを待つという方法です。
大人になっても靴を履かない人っていませんよね。これを書くと、「今、困っているから調べているのに」と怒られそうですが、遅かれ早かれ、履くようになる日が来ます。
長女のトイトレ(おむつを外すトレーニング)で実感したのですが、親が頑張っているうちは全然やろうとしないのに、「もういいや。そのうちできるようになるでしょ」と親が力を抜く(あきらめる)とうまくいくことも、あります。
「履かない時は履かない。時期が来たら、履く」くらい力を抜いて、また少し時間が経ってから、チャレンジするのもいいかもしれません。
なぜ靴を履くのを嫌がるのか
そもそもなぜ靴をいやがるのでしょうか。その原因について4つご紹介します。
靴に慣れておらず、違和感を感じる
今まで裸足で歩いていたのに、急に足に何か異物をつけられる。赤ちゃんからしたら、なんだこれ?という感じでしょうか。
実際に赤ちゃんの気持ちは分かりませんが、普段靴を履いている大人が、急にスノーブーツを履かせられる、という感じに近いのかなと想像します。(私の勝手な想像です)
長女がファーストシューズをすんなりと靴を履いてくれたので、それが当たり前と思っていましたが、周りの方々に聞くと、靴を嫌がったというお子さん案外多いです。すぐに靴に慣れる子もいれば、慣れるのに時間がかかる子もいます。
次女が嫌がった原因は、靴に足を入れられるようになっても、マジックテープのパッチンをすると泣くことも多かったので、締め付けられる感じが嫌だったのかなと思います。おもちゃ屋さんで履くようになってから、その後何回も履いているうちに慣れてきたのか、だんだん嫌がらなくなりました。
靴のサイズが合っていない
家の測定器などでサイズを測って、ネットで購入される方もおられると思います
靴はメーカーによって、大きさに差があります。特にファーストシューズやセカンドシューズなど、靴に慣れてないお子さまは、少しの違和感でも、それが靴嫌いに繋がってしまうことも。
近くにお店があれば、できたらはじめのうちはお店で試着してから、購入することをおすすめします。
靴が硬くて重い
靴のメーカーにより、硬さや重さも違います。こだわりのない子はどのメーカーでも嫌がらずに履きますが、こだわりのある子はメーカーを変えると履くようになったという子もいるようです。
どうしても履かないというときは、靴の硬さや重さを再度確認してみてください。
まだ靴を履けるまで成長していない
よちよちあるきはじめて間もないころは、まだ裸足で歩くのが精一杯。歩き始めて歩行が安定してしばらくしても、靴という異物をつけられると、赤ちゃんによってはいや~となってしまう子もいます。
子どもによって成長はそれぞれ。感覚も過敏な子、そうでない子、色々です。
つい、同じくらいの子が靴を履いて歩いていると焦ってしまいますが(←私もです)、長い目で子どもの成長に合わせて、待つことも大事かなと思います。
靴を嫌がる子には色々試しながら、長い目で見守ろう
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ここでご紹介した方法は、あくまで一例です。色々試しながら、なにかお子さまの合った方法がみつかりますように陰ながら応援しております。
子どもとの関わり方や声掛けの仕方で悩んでいる方はこちらの記事もおすすめです。子育ての本がたくさんあります。